長距離の入門は1500mです。正式には中距離に含まれますが、1500mを走り切れるようになると3000m、5000m、10000m、マラソンへと発展していきます。
1500mはトラックを3周と3/4周です。最初はスピードを意識せずに1500mを走ります。次に2000m、3000mへと距離を増やしていきます。3000mに走り慣れた所から1500mの練習が始まります。
1500mを速く走る練習の基本は1500mを分割して走ることです。
例えば
200×7~10本
(平均で50秒48秒・・・40秒・・36秒、34秒ぐらいまで走れるようにします)
300m×5~8本
(平均で62秒60秒58秒・・・50秒ぐらいまで走れるようにします)
400m×3~5本
(平均84秒・・80秒・・72秒・・68秒ぐらいで走れるようにします)
500m×3~5本
(平均1分50秒・・1分40秒・・1分30秒・1分25秒ぐらいで走れるようにします)
600m×2~3
(平均2分10秒・2分00秒・1分50秒・1分40秒ぐらいで走れるようにします)
800m×2本
(3分00秒・・2分40秒・・2分20秒・2分10秒ぐらいで走れるようにします)
1000m×2または1000m+500mまたは1200m+300mなどです。
400mのスピードと1000mのスピードが大切です。ゆっくり走っているだけでは中距離の1500m練習にはなりません。レースペースよりも少し速いペースで走ることが大切です。
スピード練習は1日おきにおさえて、残りはペース走やビルドアップ走(徐々にスピードアップ)、ジョギングなどを行います。800mと同様に1500mも息苦しい種目です。怖がらずにスピードを上げることに慣れていきましょう。
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