4月は部活やクラブチームでは新入部員が入ってきます。みんなやる気をもって入ってきますが、気をつけなければいけないことがあります。今までの練習や生活リズムが変わり、体調を崩したり、ケガをすることがよくあります。せっかくの意欲がこれらの障害により、そがれてしまうことがあります。監督やコーチ、先輩は新入部員に対して十分に配慮をしてあげましょう。焦らずチームに適応できる体力をつけてあげてから、一緒の練習に参加させるようにしてあげましょう。
配慮するにあたって
チームに入る前の練習はどれくらい行ってきたか?
今までの1日、1週間、1か月、1年間、3年間の生活のリズムは?
どのようなアップをしていたか?
練習パターンは?
練習距離数は?
練習強度は?
食事は?
練習後の過ごし方は?
人間関係は?
新入部員は様々な要因(シンスプリント、疲労骨折、肉離れ、体重減少、体重増加、人間関係の心疲労など)で思うような結果がすぐには出ません。3か月ぐらいを目安にして適応できるようにしてあげましょう。
特に気をつけなければいけないのは中学の部活です。先月まではランドセルを背負った小学生です。中学校に入学していきなり運動量が増し、心も体も疲れてしまいます。筋肉痛を超えると必ずシンスプリントになります。走れなくなってしまうとやる気がなくなり、せっかく入部したのに陸上の楽しさを知る前に退部してしまう人がいます。未来のアスリートをつぶさないように配慮してください。
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