短距離走はストライドとピッチでタイムは決まってきます。
ピッチを上げればストライドが狭くなり、ストライドを伸ばせばピッチが遅くなります。そのかねあいで最も効率の良いストライドとピッチを見つけていきます。
ストライドを伸ばそうとすると後ろに蹴る人が多いのですが、そうすると足が流れてしまい空回りしてしまいます。タータンのグランドでは流すのではなく、はじく事が大切です。なので足を前でさばくことを考えます。
先日、日本新記録を出したサニブラウン選手は昔45歩で走っていたのですが、今は44歩にしました。フォームを見ると膝の位置が高いところから膝を伸ばしてかかとを前に出していることがわかります。
1歩6cmストライドが伸びると44歩で2m64cm伸びることになります。
膝を上げておろしながら高い位置で膝を伸ばすイメージです。ただし気をつけることは、地面に接地したときに足を前に出してブレーキをかけてはいけません。あくまでも重心の下で接地し、乗り込むことを忘れてはいけません。
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